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ホーム > 学会活動 > 第46回日本形成外科学会総会

学会活動 活動報告

【2003年4月9日~11日 第46回 日本形成外科学会総会】

「豊胸術後被膜拘縮に対する体外式超音波治療」東京院 副院長 浪川浩明

目的

豊胸術の合併症である被膜拘縮は、患者・施行者双方にとって悩みの種である。現在のところ、これが発生した際の有効な解決策は再手術以外にはない(再手術をしても、必ずしも好結果になるとは限らない)。
ところが、我々は平成14年7月から、海外文献を参考に体外式超音波治療を実施してみたところ、これが意外なほど好成績をもたらしているため、報告する。

方法

Becker3度及び、4度の被膜拘縮症例を対象に、米国RICH-MAR社製・バイオソニックRM510(超音波装置)を用い、体外より、1.5WATTS/cm2×15分を1回照射とし、2回/月のペースで、最大150回まで施行した。

結果

自・他覚的な有効改善率は73%(35/47)であった。ただし、現在治療継続中を含む平成14年11月15日迄のデータであり、実数は増える見込みである。また、特記すべき副作用は経験していない。

考察

当初は半信半疑(疑が大勢)であった体外式超音波治療であったが、疑信が確信となる著効例も少数ながら経験する。自・他覚的な改善率は、結果のごとく高率であり、かなりの有効性が期待できる。ただし、事前の説明で過度な期待を患者にいだかせるのは禁物である。今後の課題としては、施行法(出力・照射時間など)の吟味、予防的早期使用法などについてである。

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